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2009年 11月 06日
ファッションに敏感な日本の女性の方達の中にも、もしかしたら「あ~私、それ知ってる!」と、お思いの方がいらっしゃるかもしれませんが、今日ご紹介したいブラジル発のファッションの話題とは、ブラジルのお洒落な女性達にとても人気の、シューズ・靴のブランド、MELISSA-メリッサです。
このブランド、日本でも多くの著名人(芸能人・モデル等)が愛用しているらしく、雑誌にも多数掲載されている人気ブランドのサンダルです。 素足にとても心地よい一足として、ブラジルは勿論、世界中でそして日本でも人気を呼んでいます。 このブランドの特徴は、なんといっても素材がゴム、ラバーシューズという事なのです。 ラバーシューズといえばペタンコのバレーシューズみたいな靴を想像しますが、メリッサは、ペタンコはもちろんヒールのあるものもあって、オープントゥのものや、またはストラップ付きのものなど様々はデザインのとてもお洒落な靴なのです。 そしてなんと、カラーバリエーションも本当に様々で、ホワイト・イエロー・シルバー・ピンク・グレー・ブラック・ゴールドなど豊富だから、お買い物のときにはどれにしようか迷ってしまいます。 ブラジル国内にはこのブランド、MELISSA(メリッサ)の店舗が沢山あるのです。 ここ、リオには各ショッピングセンターに店舗がって、年々その店舗数も増えていますが、店内もとてもキュートで色鮮やかな内装になっています。 残念ながら、日本では通販がメインのようですが、逆にこの通販というのが低価格で購入できるルートとして逆に日本では人気を集めているのかもしれませんね。 しかし、日本では、専門店は無いものの、特に東京都内ならメリッサの靴を置くセレクトショップはあちらこちらにあるようです。 表参道、自由が丘などに特に取り扱うセレクトショップがあるようで「メリッサの靴を見つけた」という情報を聞く事がよくあるらしいですよ。 ラバーシューズというだけあってゴム製のみを扱っているという、強いイメージがあるのですが、実はメリッサの靴でも、ブラジルの秋冬用にはその特殊プラスティック素材にフェルトを貼ってベロア風にした靴が発売されています。 見た目、ゴム製のシューズよりも少しリッチな感覚で、ドレスなどにもピッタリ来るのが特徴です。 勿論、軽い履き心地は、春夏のラバーソールサンダルと同じなので嬉しいですよね。 デザイン、スタイルにも色々あって、ヒールが殆どないものから、ヒールの高~いものまでありますし、疲れにくい弾力のあるソールと言えども、ストラップにデザインがあるものもあるのでとても可愛らしいものまで、種類は実に豊富です。 値段もお手ごろ価格(日本では約1万円前後、ブラジルでは、日本円にして4千円前後で購入できます。 サイズも豊富なところが魅力的です。 色違いで買って、いろんなスタイルに合わせて履くのもオススメです。 水にも強いから、雨の日などでも安心して履けますよね。 ゴム製なので汚れても洗えるからいつでも清潔で綺麗です。 そんなMELISSA-メリッサが今年30周年を迎え、リオで楽しいイベントが先週行われたようです。 #
by macobrasil
| 2009-11-06 07:09
| リオ・デ・ジャネイロ日記
2009年 10月 30日
ブラジル音楽が好きな方、ブラジル映画ファンの方、又ボサ・ノヴァが大好きな人が必ず耳にした事のある曲、「Manhã de Carnaval」-邦題「カーニバルの朝」。
別名「Samba do Orfeu」-邦題「オルフェのサンバ」は、Luiz Bonfa(ルイス・ボンファ)の代表作の一つです。 この曲がヒットした切欠となった1959年製作マルセル・カミュ監督の名作フランス映画『黒いオルフェ』(近年『オルフェ』としてリメイクされた)のサウンドトラックを手掛け、世界的なボサ・ノヴァ・ムーヴメントの隆盛にヴィニシウス・ジ・モラエ ス、アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ジルベルトらと携わって、一躍注目を集めた伝説的なブラジルのギタリスト、作曲家なのです。 日本にも沢山のBonfaファンが多いと思いますが;;; この映画、「黒いオルフェ(ポルトガル語:Orfeu Negro)」は、マルセル・カミュ監督のフランス・ブラジル・イタリアの合作映画。 1959年カンヌ映画祭グランプリ、1960年米アカデミー賞外国語映画賞を受賞、日本では1960年度「キネマ旬報」ベストテンで外国映画6位に選ばれた作品です。 そして、この映画の音楽にブラジルの代表的作曲家であるギタリスト、ルイス・ボンファと、アントニオ・カルロス・ジョビンが担当したというわけです。 私自身、始めてブラジルが舞台となった映画を見たのが、この映画「黒いオルフェ」だったのでとても思い出の映画ですけれども。 この映画に挿入されている数々の曲がボサ・ノヴァの曲で、特に「「Manhã de Carnaval-カーニバルの朝」、アントニオ・カルロス・ジョビンの「Felicidade‐フェリシダージ(悲しみよ、さようなら)」は、その後ボサ・ノヴァのヒット曲として全世界で大ヒットを飛ばし、今でも、歌い継がれている曲です。 映画の内容は、原作となる1956年ヴィニシウス・ヂ・モライスの戯曲「オルフェウ・ダ・コンセイサゥン」を映画化したもので、ギリシア神話のオルペウスとエウリュディケの物語の舞台を、カーニバルで盛り上がる当時のブラジル、リオ・デ・ジャネイロに移し、制作されています。 映画のサウンドトラックにはルイス・ボンファ(Luiz Bonfá)による「カーニバルの朝」をはじめとしたボサ・ノヴァの古典的な名曲が沢山挿入されています。 またサンバ歌手・作曲家として知られるCartola(カルトーラ)が、ワンシーンだけ出演していることも秘話になっています。 撮影時にCartola(カルトーラ)は、妻のジカともども雑用として雇われたそうです。 この映画、その後1999年に、ブラジルの映画監督であるカルロス・ヂエギスにより「オルフェ」として再製作されています。またヂエギス作品の音楽を担当したのがカエターノ・ヴェローゾなので、より一層といいますか、全く違った感覚、ブラジル人の目から見たブラジル映画作品として生まれ変わっているので見ごたえがありますよ。 Luiz Bonfa(ルイス・ボンファ)は、8年前に既にこの世を去っており、実際に彼の演奏を目で見ることは出来ないのですが、先日実はあるパーティーでこのLuiz Bonfa(ルイス・ボンファ)の甥っ子さん、Tavynho Bonfá(タヴィーニョ・ボンファ)と知り合いました。 Luiz Bonfa(ルイス・ボンファ)を継ぐアーティストは、今はTavynho Bonfá(タヴィーニョ・ボンファ)のみ、だとか・・・ #
by macobrasil
| 2009-10-30 13:32
| リオ・デ・ジャネイロ日記
2009年 10月 23日
ブラジルで大人気のパーカッショングループ、MONOBLOCO(モノブロッコ)の2枚目となるDVDのライブ録音が行われました。
その人気のパーカッショングループ、MONOBLOCO(モノブロッコ)とは、MPB(ブラジル・ポピュラー・音楽)を代表するグループ、ペドロ・ルイス&ア・パレージがプロデュースするグループ。 エスコーラ・ジ・サンバ(サンバ学校)で使用される打楽器、カイシャ、タンボリン、へピーキ、スルド、アゴゴなどを叩く、超強力ハードコア・バトゥカーダ(パーカッション)大軍団のことを言います。 とにかく結成当時からブラジルでは爆発的な人気を誇るグループとして、一年中ブラジルの各地、そして今ではヨーロッパは勿論、オーストラリア、ニュージーランドでも海外公演そしてワークショップを行うブラジル、カリオカの大人気グループなのです。 そして、このMONOBLOCO(モノブロッコ)が2005年に発売した1枚目のライブ録音DVDに続く2枚目のDVDのライブ録音を先週金曜日に行いました。 残念ながら私自身は、当日の録音日はスケジュールが合わず行けなかったのですが、関係者は招待された前日のリハーサルを見に行ってきました。 MONOBLOCO(モノブロッコ)が毎年、カーニバルで行進を行う本番前に4回、Ensaio Geralといわれる練習を兼ねた、お祭りライブを行う会場、LAPA地区にあるFundição Progressoで今回の2枚目のライブ録音が行われました。 1枚目は同じLapa地区に位置するCirco Voadorでのライブ録音だったのですが、更に2枚目は会場を大きくして、規模を大きくしCirco Voadorで行われました。 事前に発売されていた4千枚のチケットは直ぐに完売となっていましたが・・・ 今回のDVD録音には特別参加として、ブラジルの人気歌手、Elba Ramalhoが登場しノルデスチ(北東部)のリズム、Forró(フォホー)の曲を歌いました。 今回の2枚目のDVDには新しいレパートリーにDEEP PURPLE(ディープ・パープル)の「Smoke on the Water」や、Queen(クイーン)の「We Will Rock You」を取り入れ、最高のノリでファンと共に盛り上がりました。 そして彼らのレパートリーの基本である、サンバ、マルシャ(ブラジルのマーチのリズム)、Xote(ショッチ-「フォホー」と呼ばれる北東部の大衆的なダンス・ミュージックの中の一つのリズム、そしてFunk(ファンク)を盛大に披露してくれました。 兎に角、私が代興奮した、今回の彼らの見せ所になったシーンは、歌手そして弦楽器を除いた打楽器演奏だけのバトゥカーダ(メロディーや歌のない打楽器のみの演奏のことを表し、打楽器隊により構成される。)が非常に興味深く、興奮の絶頂となりました。 このDVDは、勿論日本でも発売されますよ!!! 日本では1枚目のDVDも好評でしたが、この2枚目は更に、MONOBLOCOの結成10周年目となる年なので、ブラジルは勿論世界中で注目となる2010年のブラジル音楽のDVDの1枚になること間違いないでしょう。 実は私も2001年、ブラジルに到着して2日目にこのMONOBLOCOの存在を知り、当時から、メンバーに加わってカーニバルの本番日の前に行われる(Ensaio Geral)練習を兼ねたお祭りライブでは、このFundição Progressoの会場で彼らと共に毎年演奏しています。 私にとって、MONOBLOCOでの今年のカーニバルは、9年めになります。 ま~兎に角、楽しいです! ご存知でない方には、是非見て頂きたい、ブラジル音楽のDVDです! 発売をお楽しみに。。。 #
by macobrasil
| 2009-10-23 13:04
| リオ・デ・ジャネイロ日記
2009年 10月 16日
今回、既に大阪では再上映されている作品なのですが、今回の機会に是非ともご紹介したい映画があるので、その映画についてお話したいと思います。
タイトルは「Cartola - Música Para Os Olhos」、邦題が「カルトーラ~サンビスタの物語」というドキュメンタリー映画です。 ブラジルでは2007年に一般上映された映画です。 サンビスタの物語という邦題がついている如く、カルトーラというのは、あるサンバのコンポーザーでブラジル音楽、サンバを語る上で欠かすことの出来ない人物なのです。 この映画の簡単なあらすじですが、このブラジル音楽界で最も重要な作曲家、歌手の一人でもあるCartola-カルトーラの人生に焦点を当てたドキュメンタリー映画なのです。 生まれつきの才能に恵まれた彼なのですが、最初のオリジナルレコードを発表したのは65歳になってからというくらいですから、決して脚光を浴びた人生では無かった彼の人生模様を映し出すドキュメンタリー映画。 エスコーラ・ジ・サンバ(サンバ学校)のMangueira-マンゲイラ誕生秘話や貴重な当時の映像と友人たちの証言は、ブラジル音楽ファンにとっては必見の映画です。 Cartola-カルトーラというコンポーザーは、ブラジル音楽の歴史において大変重要となる人物の一人なのです。 また、カルトーラというのは、ニックネームなのですが、これは左官として働いたときに、上からセメントが落ちてきて髪の毛につくと取れなくなるのが嫌で、いつもCartola(日本語=山高帽)を被っていたことから呼ばれるようになったそうです。 彼はエスコーラ・ジ・サンバ、Mangueira(マンゲイラ)の創立者の1人で、彼が今では世界中で人気を誇る、エスコーラ・ジ・サンバ(サンバ学校)をマンゲイラと命名した人でもあります。 またエスコーラ・ジ・サンバ(サンバ学校)は、チームカラーというのがあるのですが、このマンゲイラのチームカラーVerde e Rosa(緑とバラ=ピンク)を考えたことでも知られ他存在です。 “As Rosas não Falam”(沈黙のバラ)や“O sol Nascerá”(日は昇る)などは、今でもMPB(ブラジル・ポピュラー音楽)の数々のアーティスト、ベッチ・カルヴァーリョ、アルシオーネ、パウリーニョ・ダ・ヴィオラ、シコ・ブアルキ、レニー・アンドラージ、マリーザ・モンチなど、の歌手やミュージシャンによって歌われているサンバの曲です。 この映画の見逃せないところをお話します。 私は、ブラジル一般公開されていたときに見たのですが、使われている資料映像が古いので聞き取りにくいところなどはあるものの、彼が生存していた時代のリオの町並み、人々の暮らし、サンバという音楽がどのような人々の生活の背景となり生まれてきたのかを興味深く知る事が出来る映画です。 私自身、サンバを日本で歌い始めた頃からCartola(カルトーラ)のファンで沢山の彼の音楽を聴き、覚え歌っていました。 顔のつくりが何となく私の父に似ていることから、私はサンバ界の私のお父さんだという感覚で彼の作品に興味を持ち始め、彼の生まれ育ったリオを知りたい、人々がどんな暮らしをしているのを知りたいと思い、当時ブラジル行きを夢見ていた私です。 ですから、この彼の映画は、私にとっては宝物のような作品です。 まさか、いつか日本において彼のことを語ったドキュメント映画が放映されるなどとは同時全く予想もしていなかったですから・・・ 嬉しい限りです! 大阪最終日となる今日は、夜8時10分よりシネ・ヌーヴォ劇場で先日ご紹介しました「ミステリー・オブ・サンバ~眠れる音源を求めて」が上演されます! お見逃し無く!!! #
by macobrasil
| 2009-10-16 12:50
| リオ・デ・ジャネイロ日記
2009年 10月 09日
ブラジル、リオ・デ・ジャネイロから2016年オリンピックの開催場所が決定した、興奮耐えないリオ・デ・ジャネイロの町の様子をお伝えしたいと思います。 先週の日本時間土曜日に開催地が決定した時、正直に言うと、一般市民をはじめ、私も含めてあまり騒いでいなかったので、発表の当日は兎に角、驚いてしまいました。 現地時間の2009年10月2日に、デンマークのコペンハーゲンで開かれた第121次IOC総会で、2016年8月5日から8月21日までブラジルのリオ・デ・ジャネイロにおいて第31回夏季オリンピックが開催される事が決定したわけですが、南アメリカで夏季オリンピックが開催されるのは初めてということで、とにかく世界中から、今、特に注目されています。 今回の立候補都市には、アメリカ合衆国のイリノイ州シカゴ、スペインのマドリード、日本は東京、そしてブラジルはリオ・デ・ジャネイロがあり、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロとスペインのマドリードが接戦となり、最終的にリオ・デ・ジャネイロが決定となりました。 結果発表が行われたデンマークのコペンハーゲンには、ブラジルのルーラ大統領、リオ州知事Sergio Cabral(セルジオ・カブラル)そしてリオ市長Eduardo Paes(エドワルド・パイス)、そしてこの番組でもご紹介させて頂いたことのある、カリオカの作家Paulo Coelhoさんらが会場で抱きあいながら喜びを分かち合っていました。 当日発表の瞬間、私は決定の瞬間に新しく契約しようとしていた電話会社に電話線、インターネット、TVケーブルのプラン契約の電話をしていたのです。 そして、突然電話会社の担当の人が、「お客様、ちょっとお待ちください!」と、電話を保留にしたのです。 その直後に、その担当の人が、「聞きました? 2016年のオリンピック、リオに決まったのですよ!」と知らせてくれたのです。 その瞬間に電話会社の社員全員の人達が喚起極まる大騒音を発しているのが聞こえたので、よくよく考えてみると、会社内で皆が騒いでいたのですよ。 私のアパートの住民達も、近所の人達も、まるでサッカーの試合を見ているかのようにその時に大喜びで騒いでいたので、ハッと気づいて、直ぐにテレビを付けたら、オリンピック開催地の結果報告のニュースが流れていました。 一般市民は、どういう状況でこの結果を受け止めていたかというと、私的には、あまり期待していなかったというか??? これはブラジル人の性質なのかもしれませんが、期待しすぎてがっかりするのは返って良くないですから、全く力むことなく、リラックスしながら期待していたのでしょう。 ブラジル人が必ず使う言葉「Se Deus quiser・・・」という言葉があるとおり、「神のお導きのままに。。。」、という感じで、運命に身を任せ、国民は結果を待っていたのでしょう。 勿論発表の後には、勿論「Graças a Deus !」神様のお陰だわ!と皆で大喜びしていましたが。 リオでは結果当日コパカバーナの海岸に仮設のステージが組まれ、サンバの演奏と共に市民たちはお祭り騒ぎを楽しんでいました。 ちなみに予断ではありますが、一番驚いた事は、ブラジルの人達はもう2016年の事で頭が一杯で、殆どの人達が2012年のオリンピックの事など全く関心がなく、どこで開催されるのかも知らない人達が殆どだ、ということです。 そして、これからリオ・デ・ジャネイロは、色々とオリンピック開催まで開発計画がたてられることでしょう。 IOC評価委の好意的な評価で財政、治安面などの不安が薄れて、「南米初の五輪を!」の訴えが強いインパクトを与えているのですが、実際問題として、国際空港から町へ向かう為の交通問題、地下鉄の普及、町の安全対策と山ほど改善しなければならない課題があるのが現状なのです。 #
by macobrasil
| 2009-10-09 12:43
| リオ・デ・ジャネイロ日記
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