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2009年 07月 20日
カナダ5日目からはCalgary(カルガリー)からVancouver(バンクーバー)へ飛行機で移動・・・・・
![]() ここは、2010年に第21回冬季オリンピック(バンクーバーオリンピック)の開催が予定されているところです。Vancouver(バンクーバー)は、中華系や韓国系および日系を始めとするアジア系が多く住む都市でもあって、あらゆる所にアジア系のレストランや、食品店があって、とにかく毎日食べる食べる・・・・・ ![]() 特にブラジルには、私の大好物であるインド料理がとても少なくて、ここVancouver(バンクーバー)に着いた瞬間、インド料理、メキシコ料理を食べつくしてすっかり太ってしまった私です。 ![]() Vancouver(バンクーバー)に到着してから4日間のオフの一日、7月1日が年に1度のカナダデー(カナダの独立を記念した日)で、イベントが各地で開催されていたので、早速私達も出かけることに・・・・・この日は、カナダの国旗をモチーフにした服装をして、街の中心に集まってくる人たちで一杯でした。カナダ国旗のお洋服がなかった私達は、身体中を国旗で埋め尽くすことに。。。。公園の中で見つけた、珍しい食べ物JapaDog(ジャパドッグ、日本風ホットドッグ)を発見し、飛びついてしまった私達。。。その中身は、ホットドッグなんだけれど、ソーセージの上にかかっているのがなんと"大根おろし"と言うわけ! これが又、美味しいのです!これはもしかしたら、ブラジルでもうけるかも??!!!! ![]() 残りの日には、山に登ったり、瀧で遊んだりお買い物に出かけたりと。。。 ![]() もっぱらコンピューター、カメラ等のお買い物に全く興味の無い私は(だって、日本のほうが凄いでしょ!)、ひたすらStarbucksのコーヒーを飲んでいた私・・・ ![]() そして、カナダの最終日の前日は、お世話になったカナダ人ジャズミュージシャン(LisaとSteve)ご夫妻の家でご近所、お友達を呼んで、私が料理長となり日本食をご馳走することに!!!作った作った、刺身、にぎり寿司、まき寿司、豆の胡麻和え、青菜の炒め物、焼きそば、味噌汁、 etc・・・・・ ![]() PianOrquestraの公演日7月4日は、すっかりカナダに溶け込んだメンバーと楽しい演奏が出来ました。 ![]() 会場には、Vancouverのブラジル総領事が出席し、私達の事を大変気に入って下さったようです。 ![]() この日の、公演がお昼の12時だったので、夜は観客となりキューバを代表するピアニストChucho Valdes(チューチョ・ヴァルデス)Quintetの公演を見に行きました! ![]() これは凄い、さすがキューバ人!大興奮した私達はホテルへ帰途し、チューチョ・ヴァルデスのバンドで演奏していた、テクニックバリバリのパーカッショニストYaroldi Abreuと出会い、一緒にJam Sessionに出かけることに! あ~何とも楽しい一夜でした。。。。 ![]() 次回は是非、モントリオールやトロントにも公演に出かけたららいいな~~~。 ![]() #
by macobrasil
| 2009-07-20 02:12
| リオLIVE日記
2009年 07月 19日
![]() 先月の末から今月の初めまで、PinOrquestra(ピアノオーケストラ)でカナダ旅行に出かけてきました。PinOrquestra(ピアノオーケストラ)で初めての海外ツアー。緊張と不安(ブラジル人のグループと海外旅行に出るのは初めての私。なんだか、沢山のトラブルが待ち構えているのを予感しながら・・・)アメリカ経由で旅立った私達は、カナダに到着するまでにアメリカで何どもトランジットを行い、漸くカナダのCalgary(カルガリー)に到着。兎に角、アメリカでの入国手続き、税関でメンバーのブラジル人達の騒ぎように、呆れてしまった私でした、へへへへへ・・・・。エスカレーターでも、何処であろうとも、人の目を気にせず、大きな声で一斉にお喋りをするブラジル人。自分の思いのままに大はしゃぎするブラジル人には、相当慣れている私でも、一緒に行動しているのがちょっと、恥ずかしい気分に・・・そこで、気が付いたのです・・・・あ~、私はやはり日本人なのだと言うことを!!!これではストレスが溜まってしまうと、カナダ到着2日目から心を入れ換え、彼らと一緒に行動をするのだから、ブラジル人になりきろうと・・・・あっはっはっは。。。 ちょっと無理があるけれども、ストレスをためない為には、こう思うのが一番、と・・・・・。 ![]() Calgary(カルガリー)の街は、バブルでにぎあうオイルマネーの大いなる田舎町だと言われています。1988年2月には、冬季オリンピックが開催された街。とにかく街中がきれいでビックリしました。 到着2日目に参加したCalgary Jazz Festival は、日本でもお馴染み、MPBのコンポーザー・シンガーJoyceのスペシャル・ゲストとしてPinOrquestra(ピアノオーケストラ)が出演。 ![]() Joyceと共演していたベーシストのJorge Helderの大ファンの私は、早速お願いをして写真撮影をすることに! ![]() そしてCalgary(カルガリー)3日目からは、観光旅行に・・・ カナダ人のプロデューサーDewiの家で寝泊りしながら、食事を作ったり(お料理が大好きな私は、もっぱら食事担当。) カナダの主要な観光地の一つ、ロッキー山脈観光の中心地であるバンフ(Banff)国立公園を観光。 広大なカナディアン・ロッキー山脈の自然を眺め、心が癒された私達でした。美しい湖のほとりに横たわり休憩・・・ ![]() ![]() ![]() あとは、ショッピングをしたり、美味しいコーヒーを飲んだり、お土産も一杯買って、カナダ5日目には、Vancouver(バンクーバー)へと移動です! #
by macobrasil
| 2009-07-19 01:44
| リオLIVE日記
2009年 07月 16日
![]() リオ・デ・ジャネイロの市立劇場は、クラシック劇場なので普段は主にプログラムとしてOrquestra Sinfônica do Theatro Municipal(リオ市立劇場シンフォニーオーケストラ)やCoro do Theatro Municipal(リオ市立劇場コーラス)、Ballet do Teatro Municipal(リオ市立劇場バレエ団)の催しが行われている劇場です。オーケストラやオペラ、そしてバレエ、時にはポピュラー音楽のイベント(昨年はジョアン・ジルベルトが、ボサ・ノヴァのコンサートを行いましたし、MPB界からは、カエターノ・ベローゾも、ボサ・ノヴァ50周年のコンサートを行った劇場です)などが行われる時もあります。 リオ・デ・ジャネイロの中心街(セントロ、Cinelândia)のメイン通り、Rio Brancoに位置するこの劇場は、リオの観光場所としてもとても有名です。 今は修復作業が行われていますが、普段は入場料を払って、この劇場の中をガイド付きで見学をすることも出来るのです。 現在の、この修復期間には、ヘルメットを被って作業の過程を見学できるそうです。 今年に入ってから、この設立100周年を祝う為に一大なる修復作業が行われていて、毎日のようにクラシックのプログラムがある劇場が修復作業の為に長い間お休みをしています。 Theatro Municipal(リオ市立劇場)に所属しているアーティスト、シンフォニーオーケストラ、コーラスやバレエ団は、市の公務員になるので、このお休みの間は、お給料を頂きながら修復作業が終わるのを、皆なが、待っているわけです。なんか少し羨ましい話ですが。。。 お給料を頂きながら、長期のお休みを貰っているのですから、ね・・・ ![]() そして100年目のお誕生日のブラジル時間の7月14日(火)に市立劇場がある大通りRio Branco、中心街(セントロ)のCinelândiaのPraça Floriano(フロリアーノ広場)大きく建てられた架設舞台にOrquestra Sinfônica do Theatro Municipal(リオ市立劇場シンフォニーオーケストラ)、Coro do Theatro Municipal(リオ市立劇場コーラス)、Ballet do Teatro Municipal(リオ市立劇場バレエ団)のアーティストが集まり、それぞれに100歳のお誕生日を祝うお誕生日イベントでコンサートを行いました。で、どうして劇場の中の会場でコンサートが行われなかったかと言いますと、実は修復作業が遅れていて、この日のお誕生日に間に合わなかったからだそうですけれども、これも何ともブラジルらしいと言いますか、カリオカらしいスタイルと言いますか・・・仮設ステージを作ってより一層盛り上げていたのですから。 ![]() 一般市民は勿論、アーティスト、有名人がこの日一斉に集まり、市立劇場の100周年をお祝いに駆けつけたのですが、一般市民の人達は、こんな素晴らしいイベントが無料で見られて最高だけれど、平日だから最後まで見ることが出来なくてとても残念・・・と、この日夜の8時から行われたメインイベントは深夜まで演目が続き、止むを得なく惜しむように会場を去って、自宅に戻る観客も沢山いたようですよ。 #
by macobrasil
| 2009-07-16 01:17
| リオ・デ・ジャネイロ日記
2009年 07月 15日
Mulheres de Chico (シコの女達)のサイトはこちら ↓ ポルトガル語のみ www.mulheresdechico.com.br Mulheres de Chico (シコの女達)のブログはこちら ↓ ポルトガル語のみ http://mulheresdechico.blogspot.com スケジュール ・ 11月 6日(金) Estrela da Lapa- Lapa, RJ(リオ・デ・ジャネイロ) ・ 11月 5日(木) Bar de Tom (Plataforma)- Leblon, RJ(リオ・デ・ジャネイロ) ・ 10月31日(金) Rio Scenarium, Lapa, RJ(リオ・デ・ジャネイロ) ・ 10月29日(金) Bar de Tom (Plataforma)- Leblon, RJ(リオ・デ・ジャネイロ) イベント終了 ・ 10月16日(金) Clube Democráticos - Lapa, RJ(リオ・デ・ジャネイロ) ・ 10月10日(土) Estrela da Lapa- Lapa, RJ(リオ・デ・ジャネイロ) ・ 10月 8日(土) Bar de Tom (Plataforma)- Leblon, RJ(リオ・デ・ジャネイロ) ![]() #
by macobrasil
| 2009-07-15 13:00
| Mulheres de Chico
2009年 07月 15日
![]() PianOrquestra(ピアノ・オーケストラ)のサイトはこちら ↓ http://www.pianorquestra.com.br (ポルトガル・英語のみ) PianOrquestra(ピアノ・オーケストラ)のMySpaceはこちら ↓ http://www.myspace.com/pianorquestra PianOrquestra(ピアノ・オーケストラ)のYou Tubeはこちら ↓ Coco Preparado Ernesto Nazareth Lucy in the Sky With Diamonds スケジュール イベント終了 ・ 8月29日(土) São Paulo(サン・パウロ)-Centro-São Paulo – SP ・ 8月28日(金) São Paulo(サン・パウロ)-SESC Sorocaba - Sorocaba – SP ・ 8月26日(水) São Paulo(サン・パウロ)-SESC São Carlos – São Carlos – SP ・ 8月8日(土) Chile(チリ)-Santiago(サン・チアゴ) ・ 8月7日(金) Chile(チリ)-Santiago(サン・チアゴ) ・ 8月6日(木) Chile(チリ)-Santiago(サン・チアゴ) ・ 7月18日(土) NOVA FRIBURGO-リオ・デ・ジャネイロ州、フリブルゴ ・ 7月4日(土) カナダ、Vancouver Jazz Festival (バンクーバー・ジャズフェス) ・ 6月27日(土) カナダ、Calgary Jazz Festival (カルガリー・ジャズフェス) ・ 6月24日(水) リオ・デ・ジャネイローフランス領事館イベント(貸切コンサート) ・ 5月29日(金) SESC SOROCABA- São Paulo ・ 5月28日(木) SESC São Carlos- São Paulo ・ 5月26日(火) SESC PAULISTA- São Paulo ・ 3月 5日(木) CCBB (Centro Cultural Banco do Brasil)-Rio de Janeiro http://www.festivaldemusicadeitajai.com.br ![]() ・ 8月29日(金) Embaixada-Snata Teresa ![]() ・ 8月19日(火) CCBB-Centro ![]() ・ 7月10日(木) Pertópolis-Teatro Municipal, Paulo Gracindo ![]() ・ 5月16日(金) CCBB de Brasília-Brasília(DF) ![]() #
by macobrasil
| 2009-07-15 08:36
| PianOrquestra
2009年 07月 10日
マイケル・ジャクソンの訃報はブラジルでも大きく話題になっています。
![]() 6月25日のこの訃報の日から今日まで、毎日報道されていますが、特にブラジル時間7日(火)は、マイケル・ジャクソンのファンに捧げるセレモニー、追悼式がアメリカのロサンゼルス、ステープルズセンターで開催され、会場には約2万人もの関係者が集まり約2時間のセレモニーの中継は、生放送で全国ネット、英語―ポルトガル語の同時通訳で放送されました。 ![]() ブラジルのマイケル・ジャクソンのファン達は、この日仕事も侭ならなかったことでしょう。 会場には世界を代表するアーティスト達、マライアキャリー、アッシャー、ライオネルリッチー、スティーヴィー・ワンダー、世界中から報道関係者達が集まり、今までに無い21世紀の最大トリビュートが行われました。 ![]() ブラジルの報道では、今回のこの式典は、マイケル・ジャクソンの家族の意向で、以前からマイケルへの最後のお別れは、愛情に満ち溢れた巨大な式典にしたかったからだ、と伝えられています。 ブラジルでの彼の存在は、あらゆる意味を含め、兎に角「偉大」、そしてかつ「謎」な人物であった、ということです。 デビューから様々な問題を引き起こし、マスコミを騒がせ、今迄に誰もしたことが無い、変貌、変身、そして何よりも謎な行動を起こしたアーティストは、彼以外に類を見ない、と報道されています。 ジャクソンファミリーのインタビューで、「多分、彼は今漸く安心して安らかに、静かに眠ることができているのでしょう。」と、今後始まるであろう遺産相続問題を予想しながら、今回の追悼式の間だけは、ジャクソンファミリーが静かな沈黙を保てる時間であったと皮肉な表現で報道されてもいました。 ![]() この追悼式には、約US$140万が費やされたと報じられています。 そして、マイケル・ジャクソンについて、ブラジルの人たちはどのように語っているかというと、ブラジルでは、マイケル・ジャクソンはポップ界のアイドルであり、鉄腕歌手(この表現は、多分鉄腕アトムから来ているのでしょうか???アストロシンガー、原子力シンガー)であった、と語られています。 黒に生まれ白でこの世を去った、奇妙なアーティストであったとも伝えられています。 そして今世紀で世を最も騒がせ、世の中の注目を浴びたアーティストとして、マイケル・ジャクソンは、エリビス・プレスリーやジョン・レノンを超えたアーティストであったと語られています。 世界が悲しみに暮れた、マイケル・ジャクソンの訃報によって、これから彼の今までの動画映像がインターネットによって視聴率をトップにするであろうと、世界的インターネットの普及、グローバル社会の今日だからこそ、記録される結果なのだと言われています。 世界最大のアーティストが集まった今回のセレモニーも、これから何どもインターネットで視聴することが出来、彼の今までのヒット曲、世界をアッと言わせた「スリラー」の映像も、これから世界中の人たちが何ども何度も動画を見る為にアクセスすることになるのでしょう。 ![]() そして、この追悼式の映像、未発表曲、画像、ヒット曲、ヒットアルバムの再リリース、彼の秘められた神秘なる肉体、秘蔵品、秘話などなど、これから様々な分野で鉄腕歌手、アストロシンガーの商品が出回り、商品戦略が考えられていくはずだ、と報じられています。 #
by macobrasil
| 2009-07-10 07:42
| リオ・デ・ジャネイロ日記
2009年 07月 03日
没後50年を迎えたブラジルを代表するクラシックの作曲家、ヴィラ=ロボス。
![]() 本名、エイトル・ヴィラ=ロボス(Heitor Villa=Lobos)は、1887年3月5日にブラジルの此処リオ・デ・ジャネイロに生まれます。 独学で作曲を勉強し、素晴らしい才能と努力でクラシックの技法にブラジル独自の音楽と、そして自然の音を取り込んだ、作風で南米のみならず、20世紀を代表する作曲家の一人となります。 そして1959年11月17日にこの世を去り、今年2009年は彼の没後50年を記念する年なのです。 ![]() 彼が音楽家として影響を受けたものは、実はアマチュア音楽家だったお父さんだったようです。 そんな音楽の環境がある家庭に生まれ、彼はピアノ、クラリネット、チェロを演奏することを学び、10代の頃、既にカフェでチェロを弾いて生計を立てていたそうですから凄いですよね。 勿論、後に彼はリオ・デ・ジャネイロの音楽院でも学んだそうですが、アカデミックなスタイルとは一線を画していたようです。 彼の初期の作品には、プッチーニ、ワーグナーの影響や又、ストラビンスキーにも大影響を受け、彼の代表的な作品、バレエ音楽「アマゾナス」(Amazonas, 1917)は、ヴィラ=ロボスがお父さんから聞いたアマゾン先住民の伝説に基づいて書かれた曲です。 鳥の声、風の響き、大自然の音をモチーフに、書かれた優れた作品の他、全ての音を自分のものにし、ブラジルの歴士を語るに不可欠な、先住民、アフリカのリズム、そしてカリオカナラならではの、サンバのリズムをふんだんに用い、ブラジル音楽の真価を知らしめるべく、ブラジルの民俗音楽に根ざした作品を創作し、世界に羽ばたいたブラジルの作曲家です。 オーケストラ交響曲、ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲、弦楽四重奏曲、オペラ、室内楽団、オペラ、バレエ、教会音楽など様々なジャンルの作品があります。 ![]() ヴィラ=ロボス没後50年ということでブラジルは勿論、世界中で今年は、ヴィラ=ロボスに捧げる展示会、音楽コンサートが公立学校をはじめ、市の音楽祭、劇場、文化施設などで音楽イベントが一年中を通して開催されており、又、世界中の数々のアーティスト達が彼の作品を扱ったアルバムを制作しています。 ブラジルには、Botofogo(ボタフォゴ)と言う地区に博物館がありますし、セントロ(中心街)には、音楽学校があります。 又日本には日本ヴィラ=ロボス協会も存在するようです。 また、この偉大な作曲家のさらなる研究も進められているようです。 リオ市では、町全体が、他の分野や民間企業と提携し、公共スペースで、作曲家ヴィラ=ロボスに関連する開発活動を行っています。 私が所属しているインストゥルメンタル・グループ、PianOrquestra(ピアノオーケストラ)は、ブラジルのポピュラー音楽を演奏するグループなのですが、今年はこのヴィラ=ロボスに捧げる作品として彼の作品をコンサートに新しいレパートリーとして取り入れていますから、演奏家の皆さん、特に彼の作品を多く演奏する年になりそうですね。 ![]() #
by macobrasil
| 2009-07-03 07:09
| リオ・デ・ジャネイロ日記
2009年 06月 26日
![]() ブラジルの果実Açaí(アサイー)はどんな果実かというと、ブラジル・アマゾンが原産のヤシ科の植物なのです。 果実の外見は、少しブルーベリーに似ていて、ここリオ・デ・ジャネイロではデザートとして食べるのが主流なのですが、北の地域では普通の食事として頂くのが主流のようです。アサイーはヤシ科の一種で、果実をアサイー(Açaí)と表記しています。 ![]() どんな特徴があるかというと、Açaí(アサイー)の実は、非常に栄養価が高いそうで、私も好きで良く食べていると、そんなに食べたら太ってしまうわよ~、と脅かされたりもしますが・・・今は、ブラジルは冬の時期なのでそんなに頻繁に頂くことはないのですが、このアサイー果実100g中に含まれるポリフェノールが、約4.5gで、ココアの約4.5倍、ブルーベリーの約18倍ともいわれています。 他にも、鉄分はレバーの3倍もあるそうで、食物繊維、カルシウムなども沢山豊富にある果実なのです。 どのようにしてこのアサイーを食べるかと言いますと、リオでは、Lanchonete(ランショネッチ)と言われる軽食屋さんにこのAçaí(アサイー)が、売られているのですが、シャーベットのような感覚で、この果実以外にも、グアラナのシロップが入っていたり、最近はイチゴやバナナが入っていたりと工夫されて売られています。 ![]() このブラジルの果実Açaí(アサイー)が、日本でも人気上昇している理由は、「ブラジルの奇跡」ともいわれるくらいで、栄養価を凝縮したサプリメントとして、又ナチュラルエナジードリンクとして、日本だけではなく、世界の人達に今、注目されています。 愛用者の中には、「低血圧で、朝起きれなかったのが治った。」「寝不足の日でも、体が楽になった。」「疲れにくくなった。」 「飲みに行った翌日も(アサイーを飲んで寝たら)、お酒が残らない。」「貧血によるめまいがしなくなった。」「肌に張り,つやが出た。」と言う声があるようですよ。 ブラジルの人たちは普段の自分たちの食物として日常摂取している果実なので、私もそんなことを気にしながら飲んだことはありませんが、日本人の人達のそんな声を聞くと、「え~、そんなに、身体に良い物なの?」と私までもがビックリしてしまいますが。。。 その他にも「めまいを和らげる」「お通じを安定させる」「お肌の張りを戻したい」「無理なくダイエットをしたい」人達に最適なようです。 ![]() じつは、このAçaí(アサイー)には歌があって、この私の好きなアーティストの一人でもある、ブラジル音楽のミュージシャン、DJAVAN(ジャヴァン)の作詞作曲の楽曲、「Açaí」は、この植物をテーマにしていて、多くのミュージシャンにカヴァーされている曲です。(1983年の発表アルバム『LUZ』(光)に収録されています。 この曲は私がブラジルに来る前に良く聴いていた曲で、当時は何のことか解らないでよく聞いていました。 懐かしいですね、当時のことが・・・・ #
by macobrasil
| 2009-06-26 06:52
| リオ・デ・ジャネイロ日記
2009年 06月 19日
明日は、ブラジル音楽界大人気の作詞家・作曲家、Chico Buarque(シコ・ブアルキ)のお誕生日(6月19日生まれ)です!
![]() 私の大好きなブラジル音楽コンポーザーの一人でもある、Chico Buarque(シコ・ブアルキ)は、1944年の日本時間は今日、ブラジル時間の明日である6月19日にリオ・デ・ジャネイロに生まれます。 シコ・ブアルキ(Chico Buarque)の本名は、フランシスコ・ブアルキ・ヂ・オランダ - Francisco Buarque de Hollanda。 通称シコはフランシスコの略称。 現在も第一線でブラジルの詩人、歌手、音楽家、作曲家として活躍しています。 と言うことで今日は彼のお誕生日の65回目のお誕生日の前夜祭、ということになりますでしょうか。 残念ながら、日本ではそれほどまでに人気のあるコンポーザーではないのです。 しかしながら彼は、ブラジル史の激動の波と社会の様々な顔を作品に浮き彫りにして、繊細に巧みな言葉と旋律で、彼自身の個性ある詩で書き続けている魅力溢れるMPB(ブラジル・ポピュラー・ミュージック)の詩人なのです。 ![]() そんな彼の音楽の特徴とは、ブラジルの社会問題でもある、犯罪、ストリート・チルドレンや虐待、売春婦、同性愛など社会の片隅においやられてしまっている人たちの物語を語り、社会の不平等と不自由さを訴え、人の心の影にあるものを浮き彫りにしているところにあります。 そして何よりも、彼は男性であるにも拘らず女性の心の奥を見事に歌う所にもあります。 そんな彼の作品は、女性であれば「痒い所に手が届く」女性の見方のような存在なのです。 又、女性だけに限らず人々の生活や感情、国の政治や経済、社会を的確に表現してくれるアーティストとして老若男女を問わず、ブラジル人、今やヨーロッパの人々にも大変愛される存在となっています。 又、彼は音楽家、コンポーザーとして活躍する以外に文学者、作家としても活躍し、最近も新たな作品を書き、今迄に7作品もの文学を出版しています。 ![]() 彼のお誕生日の明日、リオではカリオカ達が彼のお誕生日をお祝いします。 私が、ブラジルで活動している音楽グループ「Mulheres de Chico」-“女達のシコ”は、その名の通り、このコンポーザーChico Buarque(シコ・ブアルキ)の楽曲を演奏する女性バンドなのですが、明日彼のお誕生日にLapa地区という私が住んでいる近所で、ショーハウスが沢山ある街の一角のお店「Clube dos Democráticos」で、コンポーザーChico Buarque(シコ・ブアルキ)のお誕生日を祝うライヴを行います。 面白いことに、この私達のグループのリーダーは、このコンポーザーChico Buarque(シコ・ブアルキ)のお誕生日と同じお誕生日で、明日私達メンバーと一緒にお誕生日を祝います。 ![]() #
by macobrasil
| 2009-06-19 06:35
| リオ・デ・ジャネイロ日記
2009年 06月 12日
![]() カルチャーイベントViradão Carioca(ヴィラダォン カリオカ)は、リオ・デ・ジャネイロで繰り広げられる、最も大きな多種多様文化イベントなのです。 今月5日(金)から7日(日)の3日間にステージがリオ・デ・ジャネイロの郊外、セントロの中心街から郊外の東地区、北地区そして海岸地区の南地区あらゆるリオの地区で一斉に様々な文化イベントが行われていました。 そして、開催期間中のアトラクションの入場料は、有料のものもありましたけれど、多くは無料コンサートとして開催されていました。このイベントの主催は、市立文化長官、リオ市の企画として運営されテレビ局「TV-Globo」グローボ局がスポンサーとなり、5日(金)から7日(日)まで、リオ市内のあらゆるセクション、公園、大通り、劇場、映画館、また図書館や文化センターなどでは文化講習会など、又展示会やコンサート、展覧会、朗読、パフォーマンス、映画、文学、サーカスショーがおこなわれ、カリオカ(リオっ子)達は、この週末にリオ市内の各地区でお気に入りのアトラクションを見つけ存分に楽しんでいたようです。 ![]() このイベントの目的といいますと、リオ・デ・ジャネイロの街に活気と熱気ある市民のエネルギーの普及促進の為などだそうですが、そういったカリオカの定義が、今回のようなイベントの発想にあるようですね。 そのカリオカの定義とは、人気の少ない静かな公園を好まないこと、赤信号を好まないこと、雨を好まないこと・・・・ ブラジルの最大な観光地であるリオに6月のシーズンオフの期間に街に、カーニバル時期のような陽気さを取り戻そうということなのでしょう。 それらのモットーは、都市、街、公共スペースにカリオカらしい文化、陽気さ、賑やかさ、活気を取り戻そうというものです。 3日間続くリオの夜を楽しみ、クオリティーある多種多様文化を持つというカリオカとしての概念を取り戻そうと、普段は北地区でしかないアトラクションを南地区で見る機会をもたらし、逆に普段はビーチあたりでしか見ることの無いアトラクションを西地区や北地区のリオ郊外で行い、市民に新たな文化発見をもたらしてくれるイベントなのです。 ![]() このイベントに参加した音楽アーティストでは、沢山いたのですが、ご紹介しますと、MPB(ブラジルポピュラー音楽)界でとても有名な、Milton Nascimento(ミルトン・ナシメント)をはじめ、Pedro Luís e a Parede(ペドロ・ルイス・エ・ア・パレーヂ)、(Elza Soares(エルザ・ソアレス)とFarofa Carioca(ファリファ・カリオカ)、私の大好きなMPB女性歌手Rita Ribeiro(ヒタ・ヒベイロ)、北東部出身の女性歌手Elba Ramalho (エルバ・ハマーリョ)、サンバ界から女性歌手、Beth Carvalho(ベッチ・カルヴァーリョ)、男性人気歌手Dudu Nobre(ドゥドゥ・ノブリ)、ボサノバ界からは、Carlos Lyra(カルロス・リラ)など豪華音楽アーティスト達が3日間素晴らしいステージを繰り広げていたようです。 ![]() #
by macobrasil
| 2009-06-12 08:58
| リオ・デ・ジャネイロ日記
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