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2009年 12月 11日
リオのGávea地区に位置する競馬場Jockey Club(ジョッキークラブ)で、毎年恒例に行われている音楽と映画のイベント「Vivo Open Air」。
![]() 去年は、スポンサーがClaroという携帯電話会社だったのですが、今年はこのイベント、Companhia Vale do Rio Doce(ブラジル鉱山会社Vale)が主催しています。 ![]() このイベントの特徴は、何と言っても野外で夜景をバックに楽しめる音楽の生LIVEと映画が鑑賞できるオープンシアターにあります。 リオの夜景は、世界的に美しいと評判なので、この美しい夜景と共に、映画をリッチな気分で約282平方メートルある世界で一番巨大なスクリーンを通して映画を鑑賞した後は、お目当てのアーティストのLIVEが鑑賞できる事が、このイベントの大きな魅力といえるのでしょう。 この282平方メートルある巨大世界最大スクリーンは、6階建てのマンションに相当するといわれています。 そして、今回のイベントは、19本の長編映画と5本の短編映画上演と共に、20のアーティストグループが参加するのです。 ![]() 今回上演される映画、音楽アーティストの内容を主にご紹介いたしましょう。 映画では、アメリカを代表する映画監督の最新映画作品「Tudo pode dar certo」( オリジナルタイトル「Whatever Works」)や、昨年1月にマンハッタンの自宅アパートで急性薬物中毒で事故死した、オーストラリア出身の俳優ヒース・レジャー(Heath Ledger)の最後の作品となった映画「邦題- Dr.パルナサスの鏡(The Imaginarium of Doctor Parnassus)」が上演されています。 ![]() 音楽アーティストは、人気男性サンバグループのCasuarinaや人気女性サンバ歌手Mart'náliaをはじめ、ブラジルパーカッション人気グループMONOBLOCO、若手注目歌手Maria Gaduも登場し、見逃せないアトラクションばかりです。 そして、私自身が宣伝をしたいのは、このイベントの最終日に上演される映画、2009年6月に急逝したマイケル・ジャクソンによって、死の数日前まで行われていたコンサート・リハーサルを収録したドキュメンタリー映画、「This Is It」の上演の後は、私がメンバーとして活動しているグループ、“Exalta Rei”(エザルタ・ヘイ)の生LIVEが行われます。 ![]() このイベントの会場の収容人数、映画会場の収容人数は1,400人、そしてその後の音楽LIVEには、1,600人が収容できる会場のようです。 ちなみにチケット料金は、ブラジル貨幣でR$40,00-、学生割引でR$20,00-、日本円にしますと現在のレートで約2,000円少し、半額の学生割引では約1,000円位ですから、日本人の感覚で考えると、とても嬉しいお値段ですが。。。 ![]() 過去の収益金は、約U$6千万ドル(54億円)にも及んでいるそうです。 私も過去にこのオープンシアターで映画を見に行ったことがありますが、屋根の無いなんとも巨大な居間で、真上から迫り来るスクリーンの最前列で大きなクッションを背中に寝転んで鑑賞した映画は、一般の映画館のスクリーンとは全く異なるので、比較出来ないほどの迫力間がありました。 3日後本番を迎える私たちグループ“Exalta Rei”の演奏前に、マイケル・ジャクソンのドキュメンタリー映画「「This Is It」」を鑑賞するのをいまからワクワクしながら、楽しみにしている私です。 #
by macobrasil
| 2009-12-11 08:18
| リオ・デ・ジャネイロ日記
2009年 12月 04日
日本のイベント「Cool Japão-クール・ジャパン」は、11月末から始まり12月6日迄、開催されているイベントで、日本の伝統文化そして音楽は日本のポップカルチャーなどあらゆるジャンルに至る日本の文化を紹介するイベントが開催されています。
![]() ワークショップでは、書道のデモンストレーション、ワークショップ、そして日本食、特にここ最近大人気の寿司、刺身のデモンストレーション、トークショー、又風呂敷のワークショップとトークショーが行われ、ブラジル人の人達が日本の伝統的な文化に触れるイベントとして企画されました。 そしてこの事業文化のメインとなっている日本のポップカルチャーの普及としてリオ・デ・ジャネイロで今年の5月に設立された「ブラジルJ-POP協会」の企画を盛り上げていこうと、日本文化紹介の一環として、国際交流基金(ジャパンファウンデーション)からブラジルに派遣された、モデルの青木美沙子さん、コンテンツメディアプロデューサーの櫻井孝昌さんらを迎え、「Cool Japão-クール・ジャパン」に彼らが参加し、イベントが開催されたようです。 ![]() そのモデルの青木美沙子さんという方は、日本のギャル系雑誌「カワイイ!」など人気ファッション雑誌でモデルとして活躍する青木美沙子が、2009年2月にファッションを通して世界の若者と交流をはかる「ポップカルチャー発信使(通称「カワイイ大使」)」として任命され、外務省より委嘱をうけたようです。 世界各地にファンも多く、フランスパリで開催された「ジャ パン・エキスポ」には2008年、2009年と参加をし、大きな声援を受けた青木美沙子さん。 2009年夏は、イタリア、韓国に、秋にはスペイン、ロシアにも「カワイイ大使」として訪問し、そして今回ブラジルに訪問をし、日本のポップカルチャーの普及を図っているようです。 ![]() 実際に国際交流基金(ジャパンファウンデーション)が目指す一環とは、国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、この機会に、ポップカルチャー発信使(通称「カワイイ大使」)の一人である青木美沙子さんを通じ、ロリータファッションを始めとする若者ファッションや若者のライフスタイルをトークとデモンストレーション形式で紹介するとともに、櫻井孝昌(さくらい たかまさ)さんを通じて、ブラジルでも人気の日本アニメのパワーの秘密をレクチャー形式で紹介しています。 また世界を誇る日本アニメの上映(日本語上映・英語字幕付)を実施しています。 リオの他、日系人が多く住んでいるサンパウロ、レシフェ、そして首都のブラジリアでは、ブラジル人の若者たちが、オリジナルのロリータファッションに身を包んだ、ファッションショーも開催しているようです。 ブラジル人のロリータファッションが、カワイイ大使の青木美沙子さんに、どのように受け止められるのか、日本ーブラジル(日伯)のファッション交流も見どころの一つと言えるでしょう。 ![]() このイベントの期間中に日本映画も上演されます。 中心街に位置するイベント会場では、日本映画の数々、外国で必ず評判となる日本映画、侍もの、「ガメラ」、山崎貴(やまざき たかし)監督映画の「ALWAYS・三丁目の夕日」そしてその続編や、アニメ映画「時をかける少女」、「河童のクゥと夏休み」などが6日の日曜日まで上演されます。 #
by macobrasil
| 2009-12-04 11:16
| リオ・デ・ジャネイロ日記
2009年 11月 27日
MPB(ラジル・ポピュラー・ミュージック)の中で私が大好きな女性アーティストRita Riebeiro(ヒタ・ヒベイロ)のプロジェクト、「Tecnomacumba-テクノマクンバ」。
![]() このアーティストRita Riebeiro(ヒタ・ヒベイロ)は、日本ではまだまだ知名度が低いかと思うのですが、私は大ファンで、このプロジェクト「Tecnomacumba-テクノマクンバ」は、特に私のMPB(ラジル・ポピュラー・ミュージック)の改革を起こした作品だといっても過言ではないほどです。 彼女の事を簡単にご紹介させていただこうと思いますが、ブラジルの北東部に位置するMaranhão(マラニャン)州出身で、歌手を志し地元のMaranhão(マラニャン)州で活動を開始後、拠点をサン・パウロに移しヒット曲を生み出し、現在はここリオ・デ・ジャネイロに住居し活動しています。 面白い事にここリオ・デ・ジャネイロは、地方全国からアーティストが集まり住居に選ぶ都市で、ブラジルの有名な音楽アーティストは殆どと言ってもいいほどリオに住まいを移すのです。 ![]() Rita Riebeiro(ヒタ・ヒベイロ)のプロジェクト「Tecnomacumba-テクノマクンバ」は、彼女が長年ライブ活動として行っているプロジェクトです。 Tecno(テクノ)という言葉は、お馴染みのテクノポップのこと、シンセサイザー・シーケンサーなどの電子楽器を多用したポピュラー音楽のことですが、それと「Macumba-マクンバ」という言葉を複合させた言葉なのですが、この「Macumba-マクンバ」という言葉は耳にしない言葉だと思います。 一般には、カルト(「崇拝」、「礼拝」を意味するラテン語)の意味でアフリカのネイティブな宗教(土着宗教)とキリスト教の折衷により独特の発展をとげ、ミックスされブラジルに生まれた宗教の一種、カンドンブレから生まれたブラジルの民間信仰で、魔術的・呪術的な側面がより強い宗教なのです。 要するに、このMacumba-マクンバの音楽をテクノポップで演奏し歌うというとても革命的なプロジェクトなのです。 私も「Tecnomacumba-テクノマクンバ」を知る前からカンドンブレの音楽にはとても興味を抱いていましたが、本来とてもネイティブ的(土着的)な音楽で、これがテクノポップとして生まれ変わった「Tecnomacumba-テクノマクンバ」は、とても新鮮で、お洒落で、とても都会的なスピリットを供えた音なのです。 この彼女のプロジェクトでスタジオ録音されたCD「Tecnomacumba」が、ついに今回LIVE版のDVD、そしてCDとしてブラジルのレコード会社Biscoito Finoからこの度、発表リリースされるのです。 ![]() ブラジル時間の今日、「Tecnomacumba-テクノマクンバ」のDVD、CD発売リリースのLIVEがあります! 兎に角、ワクワクどきどき、興奮しながら待ち続けたリリースLIVEで、実際のLIVE録音は今年の7月に既に行われていて今回はリリースLIVEとして私が住んでいるLapa地区にあるCirco Voadorで、この番組の数時間後に行われます。 7月に行われた録音LIVEの当日私は仕事で海外演奏に出かけていたので、足を運ぶ事が出来なかったのですが、今日は今から待ち続けていたこのLIVEを満喫しに見に行ってきます。 ![]() そしてもう一つ、お伝えしたいことは、このプロジェクト「Tecnomacumba-テクノマクンバ」の音楽プロデューサーを務めるアレンジャー、ギターリストのIsrael Dantas(イスハエル・ダンダス)は、私の初アルバムとなるCD「Algumas Cores-幾つかの色」の音楽プロデューサーを務めた人でもあります。 彼のアレンジは、本当に素晴らしいですよ! ![]() ブラジル音楽ファンの方には必見のDVD、「Tecnomacumba-テクノマクンバ」で新たなブラジル音楽の発見をして頂きたいと思います。 #
by macobrasil
| 2009-11-27 10:26
| リオ・デ・ジャネイロ日記
2009年 11月 20日
ブラジルで11月10日(火)日に気になる事件が起こりました。
![]() ニュースで既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、実は、ブラジル時間10日(火)に大停電が起こったのです。丁度、 大停電が起こったブラジル時間10日(火)の夜10時頃、私はバンドのリハーサルが行われる予定だったスタジオの中にいました。 約10時過ぎ頃でしょうか、明かりが消え、停電が起きましたが雨の日に良くある、一時的な停電なのだと仲間達と外に出て、無駄話をしていました。 なかなか明かりが戻らないので仕方なく、スタジオの近所にある居酒屋に入り皆とビールを飲みながら過ごしていました。 暫くして仲間のミュージシャン達が携帯電話でその停電の情報を入手し始め、判明した事は、この停電はある一つの地区で起こった停電ではなく、ブラジルの18の州およびパラグアイで起こった大停電だったことです。 携帯電話がある今日、インターネットで速報を聞き、この停電はその日の大雨、雷、強風による影響でおこった事が原因であったと報道されていました。 ![]() その後のニュースでその大停電の原因は、どのように報道されているかというと、エネルギー省の事務局長が発表したことによると、ブラジルの約半分を暗闇につつんだ大規模停電について、3本の高圧送電線がショートしたことが原因だったと発表しています。 この日の激しい豪雨や雷で「空中放電」が発生し、パラグアイ国境付近にある最大水力発電所、イタイプからの送電線が障害を起こしたのだと語っていますが、実際の詳細は現在も未発表のままです。 ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダシルヴァとエネルギー省の事務局長、エジソン・ロバオンの会見で今回の大停電は10日(火)の22h14mに発生し、そして翌日11日(水)の朝3h15m日に100%解決されたことだけが表明されています。 被害にあった人の数は約6千万人にも及んだと放送されていますが・・・ 先週まで、エネルギー省の事務局長は表明を打ち切り、この問題は既に解決され、これ以上に何も表明する事はないと、報道関係、全てのマスコミを遮断していましたが、現在は、2つの仮説が立てられています。 その1つは、停電が起こった直後から言われている豪雨や雷で「空中放電」が発生したこと、そしてもう一つは、高い電圧を取り扱う変電所の中でこの日の豪雨や雷原因でシステムの障害があり、ショートが起こった理由からだと言われていますが、来週には、詳細が公式発表されるといわれていますが・・・ ![]() 一斉にブラジルが真っ暗闇に包まれたこの夜に、私が最初に思ったことは、Arrastãoと俗に言われる一斉強盗です。 ドミノのように町が一斉に暗闇に襲われたこの夜にここぞと言わんばかりに、強盗を行う集団もあり、私の一番の心配は、真っ暗闇のアパートに一人で帰って、泥棒がひっそり部屋の中に立ちこもっていたらどうしようという不安でした。 問題なく、そのような被害はありませんでしたが、2016年にオリンピックを予定しているリオの町でこういった事件が起こると、世界的にも大きな影響を与えると、不安が浮き彫りになった夜でした。 ![]() ちなみに、今ブラジル、リオに交渉で訪れている歌手マドンナのお部屋は、ブラジルが明かりを切らした夜でもお部屋に明かりを切らす事はなかったようです。 #
by macobrasil
| 2009-11-20 08:13
| リオ・デ・ジャネイロ日記
2009年 11月 13日
市内を走っているバスの運転手(ドライバー)の問題についてお話しましょう!
![]() 私はブラジルのリオ・デ・ジャネイロにかれこれ8年以上も住んでいるので、たまに日本に帰国すると、ブラジルと日本との大きな文化、習慣の違いに気づきます。 あらゆる分野によって、両国の文化のその違いがあるのですが、今日は交通状況についての大きな違いに触れてみたいと思います。 海岸地区に住む人たちのメインの交通手段が、自家用車、タクシー、地下鉄、若しくはバスという事から、一般にバスを利用する人の数が日本よりもかなり多く、路線も、本数も豊富にあります。 そして市内を走っているバスは日本のものと違い、バスの車体・大きさは回り大きく、一日中走っているバスの路線もあるくらいですから、自家用車の無い私自身は、バスを一番利用する生活をしています。 先日、新聞にも取り上げられた事なのですが、そんなバスには勿論運転手(ドライバー)が居て、そんなリオを走るバスのドライバーの運転が非常に荒いのが現状です。 私が始めてブラジルのリオを訪れてバスに初めて乗ったときや、初めてリオに遊びに来られた旅行者の方を連れてバスに乗る時など、日本人の人であれば誰でもが驚いてしまう、その運転の荒さには日本人の私達には少しビックリするものがあります。 ![]() そして今回、新聞に掲載された報道とは、バスの荒い運転をするドライバーを少なくする為に、市長のEduardo Paes(エドゥアルド・パイス)が考案した、という運動です。どんな運動かといいますと、バスの運転の荒いドライバーの名前を子供達にランキングさせるというもの。 市長のEduardo Paes(エドゥアルド・パイス)が学生達に交通規則を守らないドライバーの名前を通知させてランキングにし、ランキングのトップにあるドライバーを解雇しようというものなのです。 実際に、このバスの運転が荒いという事で今までに色んな事故が発生しているのですが、最近では7月にバスの運転の荒さが原因で学生がバスに跳ねられ死亡するという悲しいニュースがありました。 私自身も何度も超スピードを出して走るバスの車内で転んだ事がありますし、バスから降りる直前に扉を閉め急発進し、そのドアに顔を挟まれたことがありますし、そんな事故が日常茶飯事なので、なんとかよくならないものかと思っていたほどです。 小さな子供やお年寄りの方、又体が不自由な人たちまでもが利用するバスの運転がこれでは、どうしても安心して乗車する事は出来ませんからね。 リオの市バス、バス会社の労働組合では、市長の考えをサポートし、乗客がフリーダイヤルで苦情通知できるようにしています。 ![]() 日本のように、乗客がバス停にいなくても必ず各バス停できちんとバスが止まったり、運行時間通りにバスが発車、到着することなどが無いここブラジルでは、日本のバスの安全運転はまるで全く別世界のことのように思えます。 そんな荒い運転をするバスでは常に、乗客が野次を飛ばしたり、苦情を申し出たり、大声を出して叫んだり、止まって欲しいバス停に止まってくれなかったり、バス停でバスを待つ乗客を無視して超スピードで通過するバスなど、いつかそんな悪いイメージが少なくなる事を心から祈っています。 #
by macobrasil
| 2009-11-13 07:39
| リオ・デ・ジャネイロ日記
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