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2008年 04月 11日
カサーシャとピンガの違いは???
結論から言うと、カサーシャとピンガは全く同じもの???!!! では、何が違うのかといいますと、日本で言う“関東炊”と“おでん”の名前の違いと同じで、方言、地方によって名前が違うということなのです。 いわば同一のもの! カサーシャは、リオなどの地方で呼ばれる名前で、ピンガはサン・パウロ、そしてカニャと言われるのは、南の地方での名前で、ブラジルの大きな国の中で、呼び名が異なるのです。 何れもが、サトウキビで作られた火酒でブラジルのお酒です。 語源は、古いスペイン語、ポルトガル語から来ていると言われています。 このお酒は、サトウキビの蒸留を発酵させたもの、又は蒸留したものを長く置いて蜂蜜状態にしたものです。 では、カリブのラムと、このブラジルのカサーシャは何が違うのか? サトウキビが原料で作られるカサーシャと同じサトウキビが原料で作られるラムは、それぞれ同じような歴史を辿っています。 カサーシャもラムも同じ起源があり、これらはサトウキビの蒸留酒であるのにも関わらず、異なる名前が付けられただけなのです。その異なる名前は、ポルトガルとスペインの間にあったライバル意識が原因していると、言われています。 それらの歴史は、“ラム”と言う名前が定着したのが1667年。 一方、“カサーシャ”としての名前が定着したのは1755年頃だと言われています。 世界的に一番飲まれている銘柄は、カサーシャがPirassununga51で、ラムでは、Bacardiです。 では、もっと詳しくこのカサーシャとラムの違いについてお話しますと、 ① それぞれ、製造される地方(気候、気温など)により、本来備わる酵素と細菌の微生物が異なること。 ② 異なった文化の中での製造の手順、手法の違いがある。 ③ ブラジル以外で製造される火酒はその多くが、200リットルのアメリカ若しくはヨーロッパの広葉樹(オーク)の樽に長く置かれる。 ④ ブラジルが原産のカサーシャは、それよりも大きい1万リットル位の樽を使います。 使われる樽は、アマゾンの森林樹や大西洋沿岸の森林樹で使われます。 この樽の違いによって、ブラジルの火酒、カサーシャは、世界に類を見ないその独特な味わいと香りある火酒として、生まれます。 カサーシャの製造過程を説明しますと、まず、サトウキビの清涼飲料から蒸留させ、それを48%のアルコール分になるまで細菌を発酵させ、その後アルコール分が39%辺りになるまで、芳香成分と香りを残しながら調整していきます。 私自身は、ストレートでレモン、ブラジルで言うライムを口にしながら、飲むのが大好きです。 アルコール度が40度位と、比較的高いので、一般的には、又外国人に非常に受けている飲み方が、カイピリーニャという飲み物で、このカシャーサに潰したライムとお砂糖を沢山と、氷を入れて飲む、飲みかたが主流です。 また値段も安いため、カサーシャは低所得層を中心に親しまれてもきています。 ただ、私自身は甘い飲み物が苦手なので、どうしてもこのカイピリーニャを口にすることはなく、ストレートで、ライムと、ピメンタといわれる唐辛子で出来たオイルを舐めながら頂くのが大好きなのです!
by macobrasil
| 2008-04-11 14:31
| リオ・デ・ジャネイロ日記
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