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2007年 11月 16日
ブラジル音楽のサンバ演奏でおもに使われる楽器は、基本的に、弦楽器と打楽器があれば、演奏できます。 しかし、その他にも、勿論管楽器が使われたり、演奏形態によって、様々異なりますが、今日は基本的にサンバの演奏に必要な楽器を紹介したいと思います。
まずは、弦楽器ですが、ギターには6弦ギターと7弦ギターが基本的にあって、使い分けられています。 個人的、音楽のジャンルによっては、8弦、10弦ギターを使う人も居る事は居ますが、稀です。 6弦ギターは一般的に、バッキングに使われますが、7弦ギターの特徴は、一番音の低いこの7弦目を利用して、ポルトガル語でバイシャリア(Baixaria)と言われる、(演奏で必要な歌のお囃子、相槌みたいな、とても重要な配役とでも言いましょうか・・・)メロディーとメロディーを繋ぐ、サンバに重要な役割を果たすのです。 この7弦ギターには鉄弦とナイロン弦があり、現在はナイロン製のギターを弾き人が多くなっています。 打楽器やギターの他に重要な楽器として、主にブラジルのサンバなどで使用される弦楽器、カヴァキーニョがあります。 発祥の地はポルトガルで、それがハワイに持ち込まれて「ウクレレ」に、ブラジルに持ち込まれて「カヴァキーニョ」になったと言われています。 ですので、ウクレレとは兄弟みたいなものなのですが、奏法は全然違います。 「メロディー、兼リズム」楽器のようなもので、一度に弦楽器としてもパーカッションとしても楽しめる、そんな素敵な楽器です。 その他に、弦楽器では、バンドリンと言うマンドリンに似た楽器も存在します。 この楽器は、インストゥルメンタルのショーロという楽器に主に使われて、サンバでは、バンジョーと言われる丸い形をした楽器も存在します。 弦楽器以外の打楽器には、Pandeiro(パンデイロ)と言われる、一般に、サンバやボサ・ノバ、ショーロなどで用いられるブラジル風のタンバリンがあるのですが、ただしタンバリンではなく、パンデイロと言います。 まず大きな違いは、雌ヤギや、ナイロン製の皮が張られてあり、プラチネイラといわれる金属円盤(いわゆるジングル)の響きによって細かいリズムを明瞭に出すことができるものなのです。 また、皮の張力を変化させて、音の高さを変えることができます。 その他にも、タンボリンと言われる、小さな太鼓で、手のひらくらいの大きさの打楽器で、専用のスティックを用いて演奏します。 又、アゴーゴーという金属製の打楽器もあります。 アゴーゴーに似通った楽器にカウベルがあって、アゴーゴーはカウベルにくらべて甲高く澄んだ音 これ以外に忘れてはならない、スルドと言われる、バトゥカーダ(打楽器演奏)の低音を担当し,リズムの基本となる楽器が存在します。 サンバは基本的に2拍子の音楽なのですが、その2拍子の拍子を取るのに非常に重要な役割を果たす楽器です。 主にリズムキープとグルーブ間を出す大黒柱みたいな役割を持っています。 その他にも、カイシャ、ヘピニキ、クイーカなど様々です。 私は、今までに弦楽器では、6弦のギターと、打楽器はもう少し経歴が長くて、スルド、アゴーゴー、パンデイロの演奏歴がありますが、最近はカイシャと言われる2本の巣チックで演奏する中太鼓と小太鼓、一本のスティックで手首を返しながら演奏するタンボリン、という楽器を主に演奏しています。 楽しいですよ! 来年の2月の初めには、カーニバルが訪れますので、私個人的には、観て楽しむよりも、演奏して叩きながら、カーニバル期間は、参加して楽しむほうが好きですけれど!
by macobrasil
| 2007-11-16 13:02
| リオ・デ・ジャネイロ日記
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