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2007年 11月 02日
一年の間、ここリオは、穏やかな気候で、今の季節は、日本の真夏のように驚くほどの湿気もなく、暑いながらも陰に入ると涼しい風に当たることが出来るので、温暖な気候をお好みの方には、バッチシな観光都市なのです。
来年のカーニバルは2月の初めにあたり、観光客の人達で一杯になるリオ・デ・ジャネイロだと思いますが、一年中、ヨーロッパ、アメリカ、アジア、そしてその他、各国から観光に訪れる場所、リオ・デ・ジャネイロに、先週、今週と、私はガイドとして日本からのブラジル音楽ファンのお客さんを2組案内しました。 彼らたちが求めるもの、勿論一般の観光客の人達全てが求めるものと言えば、勿論一般観光地、コルコバード(キリスト像の丘)などの有名観光地を訪れたり、ビーチを歩いたり、美味しいお肉を食べたり、日本では決して口にすることの出来ないフルーツを食べたり、美味しいお酒を飲んだりすることなのでしょうけれども、そのほかに、例えば、地元の人達と直接、接することが出来れば最高なのだと思います。 私がいつも日本人として、この大らかなブラジル、そして気候も人間性も暖かい土地で一番感じて欲しいことは、人と人との人間の温かみを感じて欲しいことなのです。 勿論英語がなかなか通じない国なので、ポルトガル語を話すことが出来なければ、難しいことなのですが、例えばガイドとして、ランショネッチと言われる軽食屋さんに入って、そこの従業員に話しかけ、冗談を交えながら日本からの観光のお客さん達に美味しいジュースを飲んでもらったり、得に今回のお客さんはブラジル音楽に魅せられ、遠い日本からはるばるそのブラジルの文化、ブラジル音楽を体験する為に遊びに来られた方たちだったので、一緒に音楽を演奏しながら、地元のミュージシャン達とのセッションを体験してもらったり、言葉を全く必要としなくても他国の文化を感じてもらっています。 音楽を通じて、全く知らないブラジル人のミュージシャンと心を通わること、またそこでそれぞれに、異国の文化を知ってもらうというのは、お金には代えられない貴重な体験だと思っています。 今回は2組の日本からのお客さんを招いたのですが、私は、ここでミュージシャンとしても活動しているので、東京からのお客さんでクラシックを学んでいた方と、関西からJAZZのミュージシャンとして日本で活動していらっしゃるお客さんを連れ、私の友人のリオのミュージシャンが演奏するセッション会場に遊びに行って、飛び入り参加をさせてもらったり、いろんな音楽の話をしたり、スタジオを借りてジャムセッションをして遊んだりと、言葉が出来なくても味わえる音楽でのコミュニケーションを味わってもらって、とても充実した時間を過ごしてもらえました。 有名なアーティストだからだとか、どれだけ上手く演奏が出来るかでは無く、好きなものへの情熱って必ず通じるものだと思っています。 技術やテクニックではなく、その人のエネルギーや、好きなことへの熱い思いは、口数が少ない日本人や恥ずかしがり矢の日本人でも音を出せば、必ず相手に伝わり、それが音となって会話が出来る、と言うことなのでしょうね! そんな暖かい心を持ったブラジル人だからこそ、人間が感じ合える熱いリズムと美しいメロディーが音となって、人の心を安らかに、そして愛情溢れるものに変えてしまうブラジル音楽は、世界に誇るものだと思っています。 だからこそ、私もここブラジルに魅せられ、毎日エネルギッシュに生きていられるのだと思います。 是非、一人でも多くの人達に、この国ブラジルとリオ・デ・ジャネイロを知って頂き日本人が日常失いかけている、心の安らぎのオアシスを取り戻しに、是非一人でも多くの人にブラジルの旅を体験し、その案内役としてこれからも、お役に立ちたいと思っています。
by macobrasil
| 2007-11-02 20:01
| リオ・デ・ジャネイロ日記
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