カテゴリ
Macoのプロフィール リオ・デ・ジャネイロ日記 Exalta-Rei PianOrquestra Mulheres de Chico リオLIVE日記 TVドキュメント番組取材日記 MacoBrasilグッズ MONOBLOCOのカーニバル 帰国LIVE日記('07-8) LIVEスケジュール('07,12月) LIVEスケジュール('08,1月) MONOBLOCO映像トーク('06) その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2007年 06月 07日
今日6月7日(木)は、カトリック教徒の国、ブラジルでは祝日に当たり、Corpus Christi“聖体祭”というカトリック教徒の宗週間でした。
![]() 聖体祭(Corpus Christi)の言葉の由来は、ラテン語で意味は、直訳すると“Corpo de Cristo”キリストの体という意味なのですが、簡単に歴史をお話ししますと、キリストが十字架に貼り付けにされる前に、「最後の晩餐」が行われたことは、カトリック教徒ではなくても、知られているお話だと思いますが、「最後の晩餐」でキリストが、パンをとって「これは我が体なり」、ぶどう酒の杯をとって「これは我が血なり」と言い、もこれを記念し、パンとワインでキリストの体を思い出す祭礼を行うように、弟子達に教え言ったことに因み、1264年にローマ教皇ウルバーノ4世が“三位一体の主日(Trinity Sunday)”と言われる、イースターの56日後にあたる記念日の日曜日の次の木曜日を「聖体祭」と定めました。 このイースターの木曜日「聖体祭」にどんなことをするかと言いますと、キリストの聖体の秘跡を称え、聖体に対する信者の真心を呼び覚まそうという日なのです。 例えば教会までの道に、花などを使ってキリスト教に関する絵を描き、その上を、十字架を先頭にして司祭や信者らが長い行列を作って歩く「聖体行列」が行われたりします。 教会によっては次の日曜日に行われることもあるそうです。 ブラジルでは、国民の公式休日として1961年に制定されました。 カトリックの国とはいえ、今日のようなカトリック記念日に教会にミサに行く熱心な信者さんは少ないようですね。 私の周りにも、沢山のカトリック教徒として、先例を受けている人が多いですけれども、実際教会に通ってミサに参加するような友人は殆ど居ないですね。 しかしながら、熱心な人達は勿論ミサに参加し、献金を行ったり、司祭の教えを聞いたり、今日は朝の9時から、午後12時まで各教会でミサが行われていたようです。 ![]() 祝日のブラジル、リオ・デ・ジャネイロの町はどんな風かといいますと、今日のような木曜日の祝日は、金曜日に代休を取って4連休にしている人達も多く、道路や飛行場はかなり混雑しているようですが、一般的に休日といいますと、ここでは全てのお店が閉店します。 レストランやバーなども閉店するところもありますが、基本的には開いています。 またショッピングセンターなどは、午後3時からのオープンが平均で、勿論郵便局銀行などはお休みです。 学校は明日の金曜日も授業が無いところがあるようです。 ですから、中心街やビジネス街はひっそりとしていて、休日に歩くのは、ちょっと危険な雰囲気があります。 日曜日・休日は基本的には家族で過ごすのが習慣にある国なので、家族で過ごすレストランや、午後のショッピングセンターは活気がありますね。 ブラジルは来週の12日火曜日がDia dos Namoradosという“恋人の日”なので、恋人にプレゼントするお買い物で、今日のショッピングセンターは一杯だったと思いますよ。
by macobrasil
| 2007-06-07 11:55
| リオ・デ・ジャネイロ日記
|
ファン申請 |
||