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2007年 02月 22日
カーニバルのメイン会場となるサプカイ(カーニバル会場)で行われた、13チームのエスコーラ・ヂ・サンバ(サンバ学校)のパレードは、今年はどのエスコーラも素晴らしいパレードだった思います。 その理由のひとつは、特別グループである計13チームのパレードが行われた日曜日・月曜日、両日共に晴天に見回れ、天候による大きなアクシデントが無かったことでしょう。 私は18日(日曜日)に“Mangueira(マンゲイラ)”というエスコーラから、観光に訪れた秋田県のご夫妻と共に参加ししました。 リオのカーニバルのパレードが今年で4度目となる私ですが、何度経験しても興奮と熱気そして何よりも歓喜に溢れる80分(各エスコーラに与えられているパレードの時間です)は、生きている喜びを感じる一瞬です。 特に初めて経験された、このご夫婦のご主人は「興奮しすぎて、息が止まるかと思った・・・」と、その感動をパレード直後に語ってくれました。 野球やサッカーなどでの1軍(1部)リーグが存在するように、サンバ学校にも1軍があります。 今年のパレードの1軍には13チームの学校が属していて、今年はメイン期間の2月18(日)19日(月)の2日間にパレードを行いました。 翌々日の21日(水)には優勝が発表され、灰色の水曜日と言われるカーニバルの終わり(灰色の水曜日)を迎えます。 パレードを行う各サンバ学校(エスコーラ)は、毎年エスコーラ毎にテーマを決め、そのテーマとして、ブラジルの歴史上の出来事や人物、自然や風物への賛歌、社会批判など、テーマによって作られた曲、そのテーマを表現するための衣装を着て、巨大なアレゴリーア(豪華に飾られた車)と共にパレードし、テーマ曲、パーカッション隊の演奏力、衣装、その他、リード歌手の歌唱力などを総合した音楽性など10項目の審査項目によって各審査員10点満点で各エスコーラの点数が評価されるのです。 各エスコーラに芸能人の参加が見ものとなっているのですが、あの豪華な衣装と言いますか殆どヌードに近いような衣装を着てサンバを踊るのに女優さん達は、所属エスコーラとして契約します。 そして当日のパレードで“Grande Rio(グランジ・リオ)”というエスコーラに所属しているある有名な女優さんの履いていた甲の高いサンダルの踵が取れてしまったというハプニングが起こりました。 パレードの後のインタビューでは、「サンダルが壊れたことはあまり気にしていません。それよりも、大きな感動を感じています!」と堂々と語っていましたけれども・・・ その他の大きなハプニングと言うと、同じエスコーラ・チーム“Grande Rio(グランジ・リオ)”のパレード終了後に起こったことなのですが、大きなアレゴリーア((豪華に飾られた車)が会場近くの道で突然炎上し、住宅アパートと共に丸ごと焼けてしまった、というニュースがありました。これは近所迷惑な話で、住民の人達は、毎年生じる問題に対する非難を講義していました。 全パレードが終了した後の新聞などの報道では、“Beija-Flor(ベイジャー・フロール)”という2003年から2005に連勝した経験を持つエスコーラが有力と言われていましたが、テレビで観賞していた私としては、各エスコーラ共に持ち味があり、それぞれに素晴らしいものだったと思います。 結果発表は、21日(灰色の水曜日)の日中に行われ、今年の優勝チームが決まりました。 やはり予想通り、格差を見せ“Beija-Flor(ベイジャー・フロール)”が2007年の優勝エスコーラとして輝きました。 人間が作り出す美術・芸術の中で、これ以上に華やかで輝かしいエスペタクル、エスコーラ・デ・サンバのパレードの素晴らしさは、世界に類を見ないと思います。 Parabéns Beija-Flor !!!
by macobrasil
| 2007-02-22 15:19
| リオ・デ・ジャネイロ日記
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