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2009年 02月 20日
現在、ブラジル時間は夏時間が終了し、日本との時差が丁度12時間です。 そしてカーニバルは、後数時間で始ろうとしています。実際に言われているカーニバル(謝肉祭)とはカレンダー上では来週の火曜日となっていますが、ブラジル全土において既にカー二バルのお祭り騒ぎの盛り上がりが始っていますし、リオは既に毎日がお祭り騒ぎ、これから絶好調に盛り上がりを見せ始めます。 そして今日ご紹介したいのは、そんなカー二バルのお祭り騒ぎの主役である、ブラジル人国民性についてお話したいと思います。
一言で言うと、ブラジル人はどんな国民性なのでしょうか? 皆さんは、どんな風に想像されますか? ブラジル人とは?・・・・・・ 勿論十人十色と昔の人が言っていたように、ブラジル人であっても色んなタイプの人がいますけれど、一般的にまとめて一言にいいますと、大らかな国民性だと言えるでしょう。 現在日本は冬休みで学生の人達は進級の時期なのですが、先週の週末友人のパーティーで留学生として最近ブラジルに到着したばかりの、京都のある大学の学生達と知り合いました。彼らの話を聞いていると、この留学期間1年間の間、何をしたらいいのか? 何をすべきなのか? 自分の将来の為に何をこの1年間の間に見つけたらいいのか? 解らないで不安を沢山抱えている彼らの姿を見ました。 正にこの国民性の違いを改めて認識した日でした。 日本人の国民性として先ず、頭で考える、と言った文化がありますが、ブラジルには先ず、物事を頭で考えてから発言する、行動を起こすと言うのは正反対な文化なのです。 頭でじっくり考える前に、まずは行動を起こし、発言し本能に素直に生きる生き方がブラジル人らしい生き方。逆に周りを気にしながら、先のことを気にしながら、考え、行動を起こす日本人の文化。両極端なこれらの違いは大変興味深いものです。 まずは、そんな異なった文化の違いをそんな学生さん達に肌で感じて欲しいですね。 感情が豊かなブラジル人の人達と、笑ったり、悲しんだり、喜んだり、寂しさを覚えたり、ポルトガル語でしかない表現、Saudadeの意味を肌で実感して欲しいと思います。 まずは頭で考え不安になる前に、毎日を楽しむこと、感じること、感受性を養い、自分に正直に素直に生きることこそが、ブラジルでの自然な生き方なのだと思います。そしてそれぞれの個性を認識し分かち合うことがブラジル人らしい生き方なのです。皆と同じように生きる必要はなく、自分らしくしかも自分が納得できるような自らの生き方を生み出すことこそが、ブラジル人らしい国民性なのだと思います。 日本人にある隠す美学、と喜怒哀楽を分かち合うブラジル人の持つ国民性の違い、両者を上手く自分なりに取り入れ、何々人として生きるのではなく、自分らしく生きられる時間を作り、今回知り合った学生の人達に、自分探しの1年を過ごして欲しいと思います。勿論此処では気付かなくてもきっと、日本に帰国した時に何か気付くことがあるはずですよ。
by macobrasil
| 2009-02-20 13:49
| リオ・デ・ジャネイロ日記
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