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2011年 03月 03日
今年2011年のリオのカーニバルは、ブラジル時間の3月6日(日)からスタートします。
今年のリオのカー二バルは、いつもとは少し違った状況。 というのも、実は、約1ヶ月くらい前、カーニバルの準備がほぼ終わろうとしていたときに、火災が 起きてしまいました。 火災の現場となったのは、Cidade do Samba(サンバの街)といわれるエリアですが、ここにはカーニバルに出場するエスコーラ・ジ・サンバ「サンバの学校」の作業現場が集まっている場所です。 被害を受けた、3つのエスコーラ・ジ・サンバ、Portela「ポルテーラ」、 União da Ilha「ウニオン・ダ・イーリャ」そしてGrande Rio「グランジ・リオ」。 出火原因は不明なんですが、おそらく前日の夜行われていた「バーベキュー」の火が燃え移ったのではないかと報じられました。 どれくらいの被害が出たかと言いますと、6つのアレゴリア(山車)が全焼しまったのと、Grande Rio「グランジ・リオ」に至っては衣装の90パーセントが焼けてしまったそうです。 リオのカーニバルは、毎年その出来映えで順位を競い、最上位クラスとなる特別グループの中で最下位になってしまうと、その下のAグループに落ちてしまう、というシステムなので、今年はそれが適応されないようです。 火災の翌日に、カーニバルの重役会議が行なわれて、被害を大きく受けた3つのエスコーラ・ジ・サンバは、順位を競う対象にはならないことが発表されました。 また、全ての特別グループのチームが、来年のパレードでも、特別グループとして再度出場することになり、Aグループとの入れ替えは行われないことが決まりました。 そして、いよいよブラジル時間の3月6日(日)、7日(月)に優勝を競うパレードが行なわれるのですが、被害を受けたこれら3つのエスコーラ・ジ・サンバ「サンバの学校」は、他のエスコーラの作業要員の手助けを受け、市からの援助も受け、華やかにパレードに参加いたします。 これは見ている人達も、そしてこれらの作業に関わった人達も、感動に包まれるんじゃないかと不何な気持ちを抱えながらも皆な応援し、楽しみにしています 私は毎年、日本から訪れる観光客の方のコーデュネートサービスをしているのですが、今年のカーニバルにも新婚旅行でリオを訪れる方のお手伝いをさせて頂きます。 パレード参加のご要望を受けたので、今回の火災事故についてお話したら、是非、被害を受けたエスコーラの協力をしたいので、 União da Ilha「ウニオン・ダ・イーリャ」からの出場をお願いします、と依頼を受けました。 今日、未だ、衣装は私の手元に届いていないのですが、、、、 でもきっと、月曜日のパレードには間に合いますよ。 そして、彼らの手元に届いたら、一生忘れることの出来ない、あの感動に包まれることでしょう! #
by macobrasil
| 2011-03-03 11:48
| リオ・デ・ジャネイロ日記
2011年 01月 13日
ブラジル時間、元旦(1月1日)に、ブラジル初の女性大統領として、ジルマ・ルセフ(Dilma Rousseff)大統領(63)が就任し、ルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ(Luiz Inacio Lula da Silva)前大統領の政策を引き継ぎ、「すべての人のための政治」を行うと誓いました。
ルラ前政権で官房長官を務めたジルマ新大統領はこの日、就任式が行われた大統領官邸のバルコニーから、大統領として初の演説を行い、「最も弱い人びとを支え、すべてのブラジル国民のための政治を行う。」と述べました。 就任パレードが行なわれた場所は、ブラジル首都のブラジリアで、行われた就任パレードには、雨天の中、約7万人が沿道に詰めかけていました。元旦の当日、私はこの実況をテレビの生中継で見ていましたが、流石ブラジル初の女性大統領のデビューとあって、パレードのおつきの警備を全て女性で固め、パレードを行なっていました。 ジルマ大統領は、この日、真っ白のスーツに身を固め、通常であれば大統領夫人を横に従え国民の前に現れるいつもの男性大統領とは異なり、たった一人で堂々と立っている姿が非常に印象的でした。 議会での就任演説でも、ルラ前大統領を「偉大な人物」と称えながら、貧困撲滅と経済発展の推進というルラ前大統領の路線を受け継ぐ考えを強く主張していました。さらに税制改革や環境保護、医療サービス、地域開発などに関する 計画も披露していました。 ブラジルの経済は2010年に7、6%成長したと言われています。最近になってブラジルには、世界的にも貴重な石油資源が存在することも分かり、ブラジルは、石油輸出国の宝庫になりえる可能性も見えているわけです。 ルラ前政権下では約二千万人が貧困から脱したといわれていますが、2014年のサッカー・ワールドカップ(W杯)、や又その2年後の2016年の五輪開催も決まっているので、国際的な注目を浴びています。 演説でジルマ大統領は「新しい時代は始まったばかり」と力強く述べ、インフラ整備や 物価安定など経済政策に加えて、治安維持などにも重点を置くと述べていました。 現在のブラジルの驚くほどのインフラは、国民全てが不安に思っています。 私が初めてブラジルを訪れた年、10年前から約3倍にもふくれあがるインフレ事情は、本当に私自身どうにかしてほしいことの一つですけれども、治安維持の問題は、ブラジルの大きな社会問題なので、これらの問題について今後、ジルマ新大統領が今後どのように対策を練り、取り組んで行くのかが国民の期待する所なのでしょう。 ジルマ新大統領は1964年から85年の間軍事独裁政権下で反政府運動に身を投じ、3年間の投獄された経験を持つのです。 因に、就任式には、ベネズエラのチャベス大統領、クリントン米国務長官が出席しており、日本からは麻生元首相が参列していました。 #
by macobrasil
| 2011-01-13 07:21
| リオ・デ・ジャネイロ日記
2010年 11月 26日
現在、沢山の出稼ぎのブラジル人の人達が日本で生活をし働きながら暮らしています。
先日、ブラジルの新聞で報道された出来事なのですが、ブラジルを離れ、4年間日本で働きながら生活をしていたジャーナリストのブラジル人女性が、ブラジルでの新しい生活を試みようと母国、ブラジルに戻ったものの、フラストレーションがたまり日本へ舞い戻った、というニュースが報じられました。 というのも、まだまだ発展途上国の国ブラジルは、日本と異なり国で定められている最低賃金というものが非常に低いのが現状だからなのです。 出稼ぎのブラジル人達が、現在、日本の経済危機の社会で、いつか母国ブラジルへ戻ろうと一生懸命汗と涙を出しながら貯蓄をし、ブラジルに帰ったものの日本とは全く異なるブラジル経済事情を目のあたりにし、戸惑い日本に再び帰ってしまうというケースが多くなっているようです。 日本とブラジルの一般の生活基準というものが、大きく異なるのが一番の原因だと思うのですが、例えば、日本であれば、一般生活の基準というのがあり、人々の生活水準は微妙な違いはあるものの、ブラジルのように貧富の差が非常に大きくある国ではないので、職にさえ就けば何とか人並みの生活が出来る社会なのです。 ブラジルでは、いくら職に就いたとはいえ、最低賃金の低さは、その仕事の内容や職や会社に依って異なり、人並みの暮らしが出来るとは限りません。 例えば、レストランの食器洗いの仕事などを例えると、ブラジルと日本の収入の差は多大にあります。ブラジルでは、いくら定職があるとしても衣食住、そして電気代、電話代やガス代など生活に最低限の支払いをまかなえるとは限りません。 日本の法務省の調べによると2008年の1月から2009年の6月までの 景気後退の時期でさえ、87.574 人のブラジル人達が日本に出稼ぎで入国したと言われています。 そして、今年2010年には月に5千人のブラジル人達が出稼ぎで日本で生活基盤を固めようとしている、というのですから、現在も日本は経済危機と言われ続けていたとしても、ブラジルの基本水準とは大きく異なるのが実情。 ブラジルでは、お金を持っている人だけが、良い教育が受けられ良い暮らしが出来るとよく言われます。 勿論、日本で暮らし、お金を十分に貯めブラジルに戻り幸せに暮らしている人達も実際に沢山いらっしゃるのも事実ですが。 そして、私のように日本人でありながら、言葉も解らずにゼロからの出発でブラジルで生活を始め、満足し生きている人も居るのですから、10人十色。。。。。。。 自分が人生に何を求め何を目的にするか?ということが、 それぞれの人生の道を決める大切な基盤なのだと思います。 #
by macobrasil
| 2010-11-26 06:52
| リオ・デ・ジャネイロ日記
2010年 09月 24日
「老後の世話をしてくれるのは」という問いに対して“家族”という答えが一番多かった国が、なんとブラジル!というアンケート調査が発表されました。
この調査を行ったのは、イギリスの医療機関で、今年の6月にロンドン・オブ・エコノミクス(ロンドン大学社会科学部)で1万2千人によるアンケート調査でした。 1005人のブラジル人がこの調査に参加し、4人のうち3人のブラジル人が、自分たちの老後は、家族が必ずサポートをしてくれると確信していることが解りました。 ブラジル人以外の、フランス人、イギリス人、アメリカ人、ドイツ人のアンケートでは、自分たちの老後のサポートをしてくれるのは家族だと信じている人は、70%未満(30%以下)でした。 この調査でブラジル人の大半(ブラジル人の3人のうち2人)が、老後の世話をするにあたって家族にその責任がある、と答えていたようです。 それに比べ、ブリテン諸島でのアンケート調査では、なんと30%未満の人達のみが、老後の世話をするにあたって家族にその責任がある、と答えたことも解りました。 又、この調査で、老後を楽しもうとする人達が多いのは、ブラジル人である、ということも明らかになりました。ブラジル人の場合、老後に関する感覚は、“若さの感覚”を失うだけで65歳以上人の中でも、72%の人達が、年寄りという感覚は全く感じていないこと、そして67%の人達が健康であると認識している、ということが解りました。 これらのアンケート結果で、私自身思うのは、ブラジル人は常に前向きに生きている国民なのだということを改めて感じました。 人生を多いにエンジョイする、おおらかに生きる、というのがブラジル人らしい生き方なのだと。 日本人であれば必ず億劫になってしまう老後の話題ですが、どんな状況の中でも楽しく、人生を全うしようとするのがブラジル人的生き方のようです。 家族が愛情をもって子供と親の関係を深めるブラジル人は、いつでも、年齢に関係なく、親子の関係を保ち、愛し合うのです。 これこそが、ブラジル人らしい生き方のようです。 #
by macobrasil
| 2010-09-24 06:35
| リオ・デ・ジャネイロ日記
2010年 08月 27日
さて、皆さんご存知のように4年先の2014年は、サッカーのワールドカップがブラジルで64年ぶりに開催されることが決定しております。前回は、1950年に行われたようですけれども。
そして、この年のワールドカップの決勝戦は、前回同様ここリオのスタジアム、マラカナ(Estádio do Maracanã)ブラジル、リオ.デ.ジャネイロにある世界最大規模のサッカー専用スタジアムで行われます。 そのワールドカップの決勝戦に向けて、今週ブラジル時間の24日(火曜日)にこの専用スタジアム、マラカナ の改装工事が始まりました。 元々設置されていた3万5千席のイスを撤去し、国際サッカー連盟(FIFA)が公式に認めるものに姿を変えているようです。 リオの事務公共事業によりますと、解体工事に約50日間の改装工事の日程を予定しているようです。 一日に約1300個の椅子が撤去されるというのですから、椅子の撤去だけで約27日間の日程で解体が手作業で行われることになります。 ブラジルのサッカーファンは、想像つかないほど、本当に熱い観戦をするので、サッカーの観戦中に喧嘩などが起これば、椅子は簡単に壊されてしまいますし、大変な事態になることは間違いないので、解体の完了後、このスタジアム、マラカナ(Estádio do Maracanã)を平常通りに使用するのかどうかを、今後検討している見通しだそうです。 又、別のプロジェクトとして、ワールドカップに、スタジアムの屋根の拡大を高めるプロジェクトの実行も計画されているようです。現在特等席以外の一般席には屋根が無く、雨が降ると全身が濡れてしまうという状態なのです。 なのでワールドカップには、スタジアムの全てに屋根を設置し、 雨が降っても全く問題なく観戦が出来るように考えているようです。 その他、競技場の椅子のカラーは、現在色で色で区分されているのを、全体をグレー色にかえるということも発表されています。 2016年8月に開催される予定の第31回夏季オリンピックは、大会がリオ・デ・ジャネイロで行われること、開会式/閉会式、そしてサッカー競技が勿論、ここエスタジオ・ド・マラカナンで挙行されることも決定しています。 もの凄い盛り上がりになる事は間違いなしです! #
by macobrasil
| 2010-08-27 06:11
| リオ・デ・ジャネイロ日記
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