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2007年 07月 15日
リオ・デ・ジャネイロから少し離れた街Vassoras-ヴァッソーラス
7月20日(金)から29日(日)まで行われている、ブラジル、リオ州にある街Vassoras-ヴァッソーラスで行われている音楽フェスティヴァルに、参加すしました。 この音楽フェスティヴァルは今回で5回目を迎え、10日間の間に毎日、朝から晩までプログラムが組まれ、全国から、クラシック、ポピュラーなど各分野で活躍するアーティストが集まり、フェスティヴァルの開催期間にワークショップやコンサートが行われるという、とても画期的な音楽イベントなのです。 私は、今年でブラジルでの生活が丸6年目となるのですが、最近は本来の目的である音楽活動がゆっくりではありますが、実現しつつあり、今回のこのフェスティヴァルには、現在私が活動している、パーカッション・グループの一つである、“Batucadas Brasileiras”-バトゥカーダス・ブラジレイラス-(このグループ名の直訳:ブラジルの打楽器演奏家)の演奏活動の一つなのです。 元々このグループの結成は、リオ・デ・ジャネイロの恵まれない子供達の為に立ち上げられたプロジェクトで、年齢も少年・少女から上は25歳までを対象にした子供達の、パーカッショニスト育成の為の学校だったのが、何故か、今は私もメンバーとなっています。 というのも、たまたま学長が私の元パーカッションの講師、(日本で言う師匠ですね!)で、今はとても仲の良いお友達、Robertinho Silva(ロベルチーニョ・シルヴァ)、有名なドラマー・パーカッショニストが看板となって活動するグループで、私は彼の弟子だったので、声を掛けられ参加しているという訳。 このグループ“バトゥカーダス・ブラジレイラス”は、勿論、パーカッション・グループで、打楽器のみの演奏内容。 日本で例えると、少し違うかもしれませんが日本太鼓のグループみたいな感じでしょうか??? 全員で30人余りの平均年齢23歳の若者達がパーカッションでオーケストラ演奏します。 オーケストラ、と言ってもこの学校では毎日練習が行われるので、アレンジされた音楽は、全て譜面が無く、毎日行われる練習で皆な暗記して演奏します。 ブラジル人の人達は、日本人のように勤勉な人が少ないのと、基本的に器用な人達ではないけれど、エネルギッシュでリズミカルな彼らの体から生み出される音楽魂は、溢れる熱気と興奮があります。 このグループで、どんなジャンルの音楽を演奏しているのですか、というとリオ・ジャネイロのグループなので、サンバは勿論、北東部のリズム、マラカトゥ、ミーナスのリズムに、現在ブラジルでブーム化しているファンクのリズム、レゲエなど、ブラジルに息づくリズムは何でも、ブラジルから少し離れたキューバのリズム、サルサまでもレポートリーに取り入れ、ギターや歌を取り入れアレンジしています。 このグループは、今年で結成丸一年を迎え、これからより一層の活躍と更なる現在のブラジル音楽界に及ぼす発展を、私も心から願っています。 動画は下記のURLで....... Batucadas Brasileiras-その① Batucadas Brasileiras-その②
by macobrasil
| 2007-07-15 09:36
| リオLIVE日記
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