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2009年 07月 03日
没後50年を迎えたブラジルを代表するクラシックの作曲家、ヴィラ=ロボス。
![]() 本名、エイトル・ヴィラ=ロボス(Heitor Villa=Lobos)は、1887年3月5日にブラジルの此処リオ・デ・ジャネイロに生まれます。 独学で作曲を勉強し、素晴らしい才能と努力でクラシックの技法にブラジル独自の音楽と、そして自然の音を取り込んだ、作風で南米のみならず、20世紀を代表する作曲家の一人となります。 そして1959年11月17日にこの世を去り、今年2009年は彼の没後50年を記念する年なのです。 ![]() 彼が音楽家として影響を受けたものは、実はアマチュア音楽家だったお父さんだったようです。 そんな音楽の環境がある家庭に生まれ、彼はピアノ、クラリネット、チェロを演奏することを学び、10代の頃、既にカフェでチェロを弾いて生計を立てていたそうですから凄いですよね。 勿論、後に彼はリオ・デ・ジャネイロの音楽院でも学んだそうですが、アカデミックなスタイルとは一線を画していたようです。 彼の初期の作品には、プッチーニ、ワーグナーの影響や又、ストラビンスキーにも大影響を受け、彼の代表的な作品、バレエ音楽「アマゾナス」(Amazonas, 1917)は、ヴィラ=ロボスがお父さんから聞いたアマゾン先住民の伝説に基づいて書かれた曲です。 鳥の声、風の響き、大自然の音をモチーフに、書かれた優れた作品の他、全ての音を自分のものにし、ブラジルの歴士を語るに不可欠な、先住民、アフリカのリズム、そしてカリオカナラならではの、サンバのリズムをふんだんに用い、ブラジル音楽の真価を知らしめるべく、ブラジルの民俗音楽に根ざした作品を創作し、世界に羽ばたいたブラジルの作曲家です。 オーケストラ交響曲、ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲、弦楽四重奏曲、オペラ、室内楽団、オペラ、バレエ、教会音楽など様々なジャンルの作品があります。 ![]() ヴィラ=ロボス没後50年ということでブラジルは勿論、世界中で今年は、ヴィラ=ロボスに捧げる展示会、音楽コンサートが公立学校をはじめ、市の音楽祭、劇場、文化施設などで音楽イベントが一年中を通して開催されており、又、世界中の数々のアーティスト達が彼の作品を扱ったアルバムを制作しています。 ブラジルには、Botofogo(ボタフォゴ)と言う地区に博物館がありますし、セントロ(中心街)には、音楽学校があります。 又日本には日本ヴィラ=ロボス協会も存在するようです。 また、この偉大な作曲家のさらなる研究も進められているようです。 リオ市では、町全体が、他の分野や民間企業と提携し、公共スペースで、作曲家ヴィラ=ロボスに関連する開発活動を行っています。 私が所属しているインストゥルメンタル・グループ、PianOrquestra(ピアノオーケストラ)は、ブラジルのポピュラー音楽を演奏するグループなのですが、今年はこのヴィラ=ロボスに捧げる作品として彼の作品をコンサートに新しいレパートリーとして取り入れていますから、演奏家の皆さん、特に彼の作品を多く演奏する年になりそうですね。 ![]() by macobrasil | 2009-07-03 07:09 | リオ・デ・ジャネイロ日記
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